じゃーまね すごいです.かんしゃかんしゃ!

 第34回の今日は、「マネージャ」 【引用資料;まるどのめ】

今回はチームを影で支えてくれているマネージャーに焦点を当ててみたい。どのチームにもマネージャーはいることと思う。大抵は女性にお願いしているか、中には自ら志願してマネージャーをやっている方もあろう。いずれにしても、マネージャーは大変な仕事である。チームによってマネージャーの仕事は異なり、中には単に応援するためにチームと行動を共にしている場合もあれば、記録や会計など重責を担っている場合もある。

 マネージャーは監督、主将と並んで、チームの運営を担う重要な立場である。
 いや、チームとしての組織が常に不安定な草野球においては、マネージャーこそ最も重要で責任ある立場かもしれない。マネージャーがチームを実務面で支えているからこそ、引っ越しや転勤で一部選手が入れ代わってもチームが存続するのである。

 マネージャーの主要な仕事は、第一に会計である。部費を徴収・管理し、ボールや道具の購入、グランドの使用料など出納業務がある。
 第二は記録である。試合の度にスコアブックを記入し、データを集計・解析したり、個人成績などをまとめるのも大変だが重要な仕事である。
 第三は渉外である。対戦相手との交渉、グランドの確保、部員間の連絡などやっかいな仕事である。
 その他、チームによっては弁当や飲み物を購入したり、選手が怪我をした時、救急隊員に早変わりする優れ者までいる。

 マネージャー一人ではとてもこれだけの仕事をこなしきれない。普段の仕事をしながらその合間をぬっての仕事だからだ。だから、何人かのマネージャーでこれらの仕事を分担しているチームも多い。女性も好きでやってくれる場合はまだよい。好きでもないのに、頼まれてやっている女性はより負担に感じるであろう。

 だからこそ、選手はマネージャーの仕事を理解し、その重要度、大変さに思いを馳せ、感謝しなければならないのだ。選手の中には、マネージャーが色々やってくれることを当然と思っている者もいる。だが、打率がよかった、悪かったと一喜一憂できるのは、マネージャーが記録を整理してくれるお蔭である。グランドの予約に並んだり、対戦相手を探すためにあちこち電話してくれなかったら、練習や試合はできない。当然だ、などと思っているとすれば、とんでもないことである。
 マネージャーあっての草野球である。マネージャーが優秀だとチームも自然に強くなってくるものだ。

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