第30回の今日は「スランプ」です. 【引用資料;まるどのめ】 プロ野球選手でもスランプはある.「何試合もヒットがでない」 「勝ち星に恵まれない」 草野球でも同じで、だれでもスランプの経験はあり、いつのまにかスランプから脱している.だが、スランプから脱するまでが大変である.不安でいっぱい. スランプの原因は多種多様.ケガやフォーム変更、仕事や家庭のストレス、体調不良などなど.一度スランプになると、自信喪失や不安といった共通の症状を示す.この症状が、ますますプレーをおかしくしてドつぼにはまっていく. では、どうすればスランプから脱することができるのか?まずは原因を取り除くことが必要.次は自信の回復を試みることである. 自信を喪失するとなぜ良いプレーができないのだろうか?迷いが生じるからである.「この球を投げると打たれるのではないか」「ストライクが入らないのではないか」「甘い球が来ても凡打になるのではないか」といった不安、ネガティブな発想が頭をよぎる.これが理由であろう. 投手なら、「ボール球を打たせる」「緩い球を有効に使う」ことを考える. 打者なら、「粘り」がキーワード.「球に食らいついて粘ってやろう」と考える.粘れば運に恵まれる可能性が間違いなく増えるのだ.四球でも、ポテンヒットでも、エラーでも出塁すればよいのである. 人間の能力の成長はかならずしも練習量に比例しない.練習しても成長しないこともある.これがスランプにつながることもある.だが、スランプを脱した時、人は成長する. 能力の成長は、階段をのぼるようなものである!
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