20回目の今日は、「効率のよい得点」です.打順も含め大変難しいテーマですね.
第56章「効率のよい得点」
効率よく得点するにはどう攻撃すればよいか?タイムリーヒットがうまれれば効率がいい.走者をためて長打がでればよりよい.だが実際にはそうならないところが野球の難しいところであり、面白さでもある.得点をする確率を少しでも高める努力が必要だ.
そのためには、相手にプレッシャーをかけることである.どんな些細なことでもかまわない.声を出すとか、セーフティバントをやることもよい手段である.何よりも大切なことは好逑必打であり、ボール球に手を出さないこと.
走者がでれば、それだけでプレッシャーである.次は、走者を1つでも進塁させることを考える.盗塁・バント・ヒットエンドランなどを試みる.盗塁のサインがでていないときはすぐに帰塁できる範囲でできるだけ大きく離塁してプレッシャーをかける.
1死2塁、2死3塁のどちらが相手投手にプレッシャーを与えるかについては、一般的には2死3塁のほうがイヤであろう.ヒット・ボーク・ワイルドピッチでも得点に直結する.
次章では3塁に走者を送った後の攻撃について考察します.
【参考資料】
草野球の窓 から引用