今回はバッティングです.
第28章「球にさからわない打撃」
ってなに?
感覚的には内角はひっぱり、外角は流す.では、なぜこれが「球にさからわない打撃」なのか.だれもが逆らった打撃をしようとは思っていないのでは?どうして、逆らった打撃になってしまうんか?
ホームベースの内角と外角の辺を延長した2本の平行線を描く.次にバッターの頭の位置(ウィングス的にはへそ)を中心に外角の直線に接する円を描く.その円が接する点がミートポイントである.
次に、打ち方は、外角も内角も同じで、腕をたたみながら、手首・両腕・胸の三角形を崩さずに最短距離で振る.ただただ、ミートポイントが異なるだけである.手首がまえでバットの先は後ろである.
物理のお話であるが、「入射角と反射角は等しい」.打球はこの法則によって飛ぶ方向がきまる.
では、なぜそれができないのか?最大の原因は、ミートポイントにおいてバットがほぼ直角90°になっているためである.肘がたたまれていない・最短距離でバットがでてこない・手首が前バットが後ろができていない.ゆえに腕が伸びきり打球に伝わる運動エネルギーが小さい.ボテゴロひっかけ!
手首は前・バットは後ろ!