栄養学について学んだり、おにぎりネタのアイディアなどを紹介します.

 
 
○【きゃらべん】かわいいね!でも写真だけでいいや!
 

少年野球の卒部式、「おにぎり、つくってくれてありがとう」選手の言葉になみだする光景!

朝早く起きてつくってくれてありがとう!って本当に感謝を選手は感じている んでしょうね!

野球キャラ弁を紹介していきます。が、素朴なおにぎりが一番かな?見た目ではない!

今までで一番記憶に残っているお弁当は、白ご飯とハンバーグのみの、超シンプル。父がつくってくれたものでした。まわりの友達に見られるのが嫌だったけど、なみだがでるほど嬉しかった。でも、自分が父親になってもっと感謝できた弁当でした。その背景が重要なんでしょうね!

 

○野球とおにぎり(具)

南生田ウィングスのお弁当は、おにぎり5個αが高学年は基本!

食が細く、食べない選手が多く、合宿時は食事トレーニングなどもやりました。今の状況を調査したので報告します。

おにぎりランキングを考えていましたが、やめました。羅列します。

1.塩むすびと韓国のり;韓国のりが大人気

2.おいなりさん;時期的に酢めしがたべやすい

3.肉巻きおにぎり;肉!

4.スパムにぎり;作るのに時間がかかるらしい

5.餃子入りおにぎり;?

6.枝豆まぜにぎり;おっさん?

7.シャケ;てっぱん!

8.やきにく;肉!

9.マヨネーズあえ昆布のとろろ昆布巻き;いいかも

10.わさび醤油;夏場は○

11.鰹節と味の素と醤油;にほんじん

どれも、母の愛情と工夫が染み込んでますね。おかげで、5個では足りないという強者も!

でも、コンビニにぎりは大人気らしいです。とくに、セブンの筋子にぎりはかなり人気高いらしい!

運動して、しっかり食べて、いっぱい寝る。これがたいせつですね!

こどもに運動をさせたいと思ったら、スポーツ教室に1度参加してみてください。

内容はHP内の 「たのしいスポーツ教室とは?」を 日程は スケジュール をご覧ください。

南生田ウィングス事務局

○【スポーツ食育教室 (2015年講習会レポート/見延C小川C)

ケガをしない身体づくり

人の骨や筋肉の成長は「食事、運動、睡眠」が上手く連携される事により促進される物です。
成長期の選手は、練習等での消費エネルギーに加え、成長に必要なエネルギーも1日で摂る食事や補食で摂取しなければなりません。
また、適切な栄養摂取でケガを予防できる事も多いです。
そのためには何を心がければ良いか?を以下にまとめてみました。

筋肉・骨・血液は毎日壊れて、作られていくものです。生まれかわるまでの時間は、筋肉(16〜100日)・骨(90日)・血液(120日)
かかると言われています。
食事、睡眠がこれらを活性化させるため、とても大切になります。
よく噛んで食べる事は、丈夫な胃腸作りの第1歩です。

小学生の必要カロリー目安(ここではスポーツ選手基準なので、運動量の高い男子の数値)
6〜7才…1750Cal/日、カルシュウム600mg/日
8〜9才…2100Cal/日、カルシュウム650mg/日
10〜11才…2500Cal/日、カルシュウム700mg/日
12〜14才…2900Cal/日、カルシュウム1000mg/
☆成長、練習、勉強の脳の消費分☆

2200Calの1日分の目安として…
・御飯220gを3食(炭水化物は成長の源)
・じゃがいも中1個
・バナナ1本
・魚一切れ、肉80g、卵1個、豆腐100g
・乳製品200g〜300g
・緑黄色野菜150g、淡色野菜200g
・きのこ20g、海藻類3g
・油脂大さじ1〜2杯、砂糖大さじ1杯

日常の食事の揃える基本
・主食(ご飯、パン、麺類)
・汁物(味噌汁やスープで水分と塩分補給)
・主菜(魚、肉、卵、大豆)
・副菜(野菜、きのこ類、海藻類)
・果物(100%ジュースでもいい)
・乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト等)

骨づくりに必要な食事、食品について
・主食は3食(1食の目安として、おにぎり2個、食パン)
・肉、魚、卵、大豆は毎日
・緑黄色野菜は1日1回
・淡色野菜は1日3回
・海藻類、乳製品、果物(100%ジュース含)1日1回
・お菓子などを食べない日を作る

ツナや鮭の缶詰や桜エビ等の乾物、シラスや海苔などを上手く利用すると気軽に揃えられるのではないでしょうか?

糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂る事

22時〜2時の睡眠が成長のグッドタイミングになるので、睡眠時間の中にこの時間帯が入るようにする。
基本的な事ですが、好き嫌いはしない‼︎
朝食は、必ず摂取‼︎
体力テストの結果に大きな差が出るくらいに大事なことです。

補食(3食で摂取できないエネルギー補給なので、おやつとは違う)
・練習前や練習中は糖質中心で脂質少なめを意識する(おにぎり、栄養ゼリー、バナナ等)
・練習や試合後はエネルギー補給や筋肉の回復を意識するので、糖質中心+たんぱく質(サンドイッチ、寿司、肉まん、乳製品等)

スローカロリーについて

運動前後には適切な糖質補給が大事です。
糖質は、筋肉や脳のエネルギー源で、筋肉の合成や修復も助けます。
日本人が摂取しているエネルギーのうち、糖質が60%を占めていますが、身体に糖質は貯められないので、体重に占める割合は1%しかありません。
(御飯150gで糖質55g、コーラ500㎖で糖質55g)

運動後に摂取したいのは素早くチャージするためや、低血糖状態をあげるためにファストカロリーです。
運動前に摂取したいのは、長時間の練習やその途中での素早い回復、更に持続を目的とするスローカロリーです。(減量目的も含)

スローカロリーの、実践方法としては…
野菜→たんぱく質→炭水化物をゆっくり食べる。
パラチノースやはちみつを食事を作る際に砂糖の代わりとして使う

砂糖は瞬間に効果が表れるが、パラチノースやはちみつは摂取後2〜4時間後で最高値になるので、試合の時間を逆算して摂取させるのも1つの方法。

以上、「食」から強い身体!そしてパワーを発揮出来る身体!を作ってあげてください。

 

○【ハマ弁】

”ハマ弁” 横浜市の市立中学で360円の弁当を昼食時に販売する。一部無償提供の検討も。
7月1日からの施行(試行;北部の12校のみ)とあり、Newsでも結構取り上げられている。本来は完全給食が横浜市としてはよいのだろうが、370万の全国最大自治体としては、予算的に厳しいのであろう。

横浜市の市立中学は家庭の弁当を基本とし、持参できない場合は業者弁当の購入するという対応をとってきた。今回は「栄養バランスのとれた温もりのある昼食」を市が主導していく。
また別の側面からみた昼食事情は、現場の課題として経済的な理由や育児放棄など様々な事情で生徒が昼食を抜きがちになることが報告されている。部分的な解決は”ハマ弁”で対応できるが、家計が苦しくてもきちんとした弁当を用意する家庭もあれば、経済的に問題なくても昼食の手当てをしない家庭もあり不公平感があるようだ。

川崎市でも平成29年12月から中学校完全給食の全校実施を計画している。それまでは、”ぴったりmy弁当”と称してお弁当作りを推奨している。

 

南生田ウィングスの栄養学情報も徐々にHP内に掲載予定! 「野球とおにぎり(栄養学)」

 

南生田ウィングス事務局